- つなぐ司法書士法人 代表
- 西本晋也
「認知症になると財産が凍結するって本当!?」
「親の生活や介護が心配、財産の管理や相続のことが気になる」
「親と、老後の話をしたいけど何からどう話せばいいのか・・・」
あなたがこのサイトにお越しになったのは、親の老後と相続へのご心配からでしょうか?
テレビや新聞・雑誌で「家族信託」をお知りになられたのでしょうか。
はじめまして。想いをつなぐ家族信託サイトを運営しています家族信託専門の司法書士、西本晋也です。
高齢者の4人に1人が認知症になってしまうと推計される時代。「親が認知症になってしまったらどうなるのか」と不安をかかえるのは当然のことです。
世間から家族信託への関心もどんどん高まっています。私たちつなぐ司法書士法人では、数年前は月に1件のご相談を頂くかどうかという状況でしたが、今では、多いときに月間30件もの家族信託のご相談をお受けしています。
さて、私たちが、日々家族信託の相談を受ける中で感じることは、親子や家族で老後・相続の話ができていないご家庭がとても多いということです。子は親の先々のことを心配するけれど、親は認知症や相続に関する話題に無関心・・・なんてことも。親の持つ財産について聞くとなると、話をするハードルはさらに上がります。
正直に申し上げて、家族信託の専門家である私自身も、自分の親と老後の話をするのには抵抗があります。でも、親と話をしないと、老後にどんなサポートをしてあげればいいのか、親の気持ちは分かりません。
そして、親の財産状況を知っておくことも、家族として必要なことだと思うのです。老後の生活費、介護費用や入院費用の工面が予定できるだけでなく、安心な老後を送ってもらうこと、また財産の不必要な凍結を防ぐことに繋がるからです。
そこで、つなぐ司法書士法人が一番大切にし、力を注いでいることは、お客様の家族会議が円滑にすすむようにサポートすることです。
家族信託という法律手続きのサービスを提供するだけではなく、専門家としての知識を活かして「家族の今とこれから」を話し合うご家庭・親子の家族会議に参加させていただくことに重点を置いています。
「この先こんなことを楽しみたい」「もし入院することになったらこの預金を使ってほしい、介護施設に入所したら自宅を売ってくれたら良い」「自分が認知症になったら施設に入りたい、自宅でケアしてほしい」「財産をどう引き継ぎたい」など、親の想いや希望を、家族で話し合って共有しあい、家族で決めていくことこそが、大切なことだと考えているからです。
家族信託は、とても素晴らしい仕組みですが、必ずしもどの家庭にも必要なものというわけではありません。ですが、家族会議が要らないご家庭はないと、私たちは思うのです。
サポートさせていただいた家族会議が調って、ご家族のつながりがより深くなったと実感する時、老後と相続への不安が親子ともに解消された時が、私たちが一番やりがいを感じる瞬間です。
想いをつなぐ家族信託サイトをきっかけに、家族で仲良く老後について話し合えるご家庭が増えれば、専門家としてこれに勝る喜びはありません。
あなたのご家庭には家族信託は必要でしょうか。つなぐ司法書士法人にご相談ください。