交流のない甥姪がいる相続
先日、子供のいない兄が亡くなり相続手続きを進めようとしていたAさま。
ご両親とAさま以外の兄弟は亡くなっているため、当初、相続人は兄の配偶者とA様の二人だと思っていました。
しかし、亡くなった兄弟の甥・姪も相続人になることを知り、疎遠である他の相続人とどのように手続きを進めていけばよいのかとご相談くださいました。
当事務所がサポートした内容
「相続手続き丸ごと代行サービス」をご依頼いただき、相続手続きに必要な戸籍収集から始まり、預貯金財産調査、遺産分割協議書の作成、不動産の名義変更・預貯金解約まで相続手続き一式をお手伝いしました。
共同相続人である甥・姪とは疎遠で連絡先がわからないため、まずは相続開始の通知と今回の相続の意向を確認するお手紙を送付しました。
甥・姪それぞれ当初は財産を受け取らないという意向を示していらっしゃいましたが、Aさまより甥・姪にも相続をして欲しい考えであることを伝え、疎遠であった甥・姪を含め相続人全員での協議がまとまり、手続きが完了しました。
ご相談者様からのお声
「今まで交流がなかった甥と姪でしたが、その後の親族での集まりの際にも顔を出してくれるようになりました。
彼らの親である、私のきょうだいの昔話などをし、これまで会っていなかった時間を少しづつ埋めていっているような気がします。
疎遠であったため、急な相続の話で揉めることもあるかと思いましたが、こうして甥姪との関係性を深めることができ、嬉しく思っております。」
とのお声をいただきました。
相続が家族間のトラブルを引き起こすこともありますが、このように関係を深めるきっかけにもなるのだと改めて感じました。
ご相談者様からのお話に、私たちも心温まる思いでいっぱいになりました。
相続についてお困りの方は、私達が丁寧にサポートいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。