Q7)親がお金を使いすぎる…浪費癖で成年後見制度は使える?

「親がお金をどんどん使ってしまう」
「昔から浪費癖があったが、最近さらに酷くなってきている」
「このままでは不安なので、成年後見の制度を利用して財産の管理を本人以外の誰かにまかせたい」
このようなお悩みでご相談に来られる方がいらっしゃいます。
特に高齢の親の場合
・必要のない高額商品を購入してしまう
・詐欺にあってしまう
・短期間で貯金を使ってしまう
といったケースも増えています。
「成年後見制度を使えば止められるのでは?」と考える方も多いのですが、実は注意が必要です。
浪費だけでは成年後見制度は利用できません
結論からお伝えすると、お金の使いすぎ(いわゆる浪費)だけでは、成年後見制度は利用できません。
成年後見制度は、判断能力が低下している方を保護する制度です。
そのため
・認知症
・知的障害
・精神障害
などによりご本人が契約内容を理解できない状態であることが必要になります。
成年後見制度は、本人の意思を尊重する制度とされています。
そのため本人が理解したうえで使っている場合は、制限することができません。
ちなみに、以前の禁治産制度では浪費者も「準禁治産者」として保護されていました。
これは、当時の制度が「家の財産を守る」という考え方を重視していたためです。
現在の成年後見制度では、このような家制度の考え方は見直され、一人ひとりの意思や生活を大切にする仕組みに変わっています。
こんな人は成年後見制度の対象です
一方で、次のような場合は成年後見制度の対象になる可能性があります。
・認知症で判断能力が低下している
・同じような契約や購入を繰り返してしまう
・詐欺被害に何度もあっている
・契約内容を理解できていない
このようなケースでは家庭裁判所に申立てを行い、後見人をつけることができます。
一人で悩まずご相談ください
「どこまで家族が関わっていいのか分からない」
「制度が複雑でよく分からない」
このように悩まれる方は多くいらっしゃいます。
つなぐ司法書士法人では
・成年後見制度のご相談
・家族信託の設計
・相続対策のサポート
まで、状況に応じて最適な方法をご提案しています。
このようなお悩みがありましたら、まずは状況を整理するところからお手伝いしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

- Q1)成年後見制度ってなんですか?
- Q2)成年後見制度にはどのようなものがあるのですか?
- Q3)成年後見の申立てができる人は誰ですか?
- Q4)後見人に選任されたらまず何をしなくてはならないのですか?
- Q5)成年後見人はどのようなことをするのですか?
- Q6)任意後見制度ってなんですか?
- Q7)親がお金を使いすぎる…浪費癖で成年後見制度は使える?
- Q8)成年後見制度を利用すると戸籍に載ってしまいますか?
- Q9)期間と費用はどのくらいかかりますか?
- Q10)成年後見制度のデメリットはなんですか?
- Q11)申立ては自分でできますか?
- Q12)後見事務の方針と年間の支出の予定を立てなくはなりませんが、どんなことに注意すべきでしょうか?
- Q13)被後見人の収入・支出の管理をするにあたり、銀行預金、郵便貯金等の管理についてどのようにしたらよいか、管理の方法を教えてください。
- Q14)不動産の管理について注意しなければならないのは、どういう点でしょうか?
- Q15)後見人に選任されたあと判断に迷う場合はどこに相談するのですか?
- Q16)成年後見制度の報酬について教えてください。
- Q17)任意後見と法定後見をいっしょに利用することはできませんか?




























