Q7)事業承継の際には、相続税はかかるものなのでしょうか?
Q7)事業承継の際に、相続税はかかる?
事業承継については、様々な税金が関係してきますが、その中でも相続税対策は、事業承継を進める上でも 最も重要な税金の一つです。
相続税とは、相続または遺贈(死因贈与を含む)により財産を取得した場合に、一定額を超えるとかかる税金です。
事業承継では、自社株が相続財産としてカウントされる点がポイントになります。
自社株の評価額がその他の財産と併せても基礎控除(5,000万円+1,000万円×法定相続人)以下であれば、課税されません。
ただし、自社株の評価額が思っていた金額より高いケースもよく見受けられますので、相続税はかからないだろうと 漠然に考えているのは少々危険です。
予め、専門家にご相談の上、自社株の評価を試算しておくことをお薦めいたします。
- Q1)事業承継とは何ですか?
- Q2)事業承継に十分に対処できない場合の危険は?
- Q3)事業承継対策って、なぜ大切なのですか?
- Q4)事業承継の方法は、どのように決定すればよいですか?
- Q5)私は今50歳で社長をしておりますが、承継はいつから考えればよいでしょうか?
- Q6)ここ数年中小企業にもM&Aの波が押し寄せているように感じますが、事業承継でM&Aを利用することはできないのでしょうか?
- Q7)事業承継の際には、相続税はかかるものなのでしょうか?
- Q8)贈与とは、どういうことをいうのですか?
- Q9) 相続が起こる前に、後継者である息子に贈与しようと考えているのですが、贈与税はどれくらいかかるのでしょうか?
- Q10)相続時精算課税制度というものがあると聞いたのですが、事業承継に使えるのでしょうか?
- Q11)自社株の納税猶予制度が創設されると聞いたのですが、その背景と概要を教えてください。